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敷網漁業 photoへ 参照「金田禎之著 日本漁具・漁法図説」
敷網漁業とは、方形、円形、みの状または袋状の網を海中に敷設し、その上に魚を集めるかまたは自然に乗網するのを待って魚が逃げないように網を引き上げて漁獲する漁業をいう。
敷網漁業の分類
@四つ手網漁業
A棒受網漁業
B多そう張浮敷網漁業
C多そう張底敷網漁業
D袋待網漁業
E追込網漁業
適用機種
180BR KB230 サイドローラー等
サンマ棒受網漁業
漁法 日没前に漁場に到着するようにし、明るいうちに魚群を探索する。魚群を発見したら微速にし
右舷のみを点燈し左舷に網を入れる。適当な網成りになった時、右舷を消し左舷燈を点燈し
網の中へ魚群を誘導する。
網の中に十分誘導されたら赤燈のみ残し全部消し、手網、引網を平均に引き揚げ魚獲部に
集められた魚をタモ網で船内に取り込む。
漁期 8月頃北海道東部沖に始まり以後南下し、10月〜11月三陸沖、12月鹿島灘となるが、主漁期
は10月から12月中旬までである。