USBクリーナー 外観 USBクリーナー 内部 | 閑話その1 USBクリーナー 最初から閑話(徒し事)とは・・・・夏場になると先祖伝来の田畑(デンパタと読んでください)のメンテナンスとか町内の行事とかが多くなって、中々自分の時間が取れない。と、言い訳をしながら現在進行形の内容を少しだけと、その少ない時間の中でチョコチョコっとやったことを。 「工事中」というのをよく見かけるがオジサンは嫌いだ!!! 「ならば、現在進行形の内容は書くな」という内なる声も・・・マァマァ、そう言わずに。 USBクリーナー(980円)を近所のホームセンターで購入。しかしこの頃は、ホームセンターで1GByteのSDメモリーを5000円以下で売る時代なんだナァ?!ケンコーのデジタルムービーも1万円で販売していた。 USBクリーナーはLOAS製、そう言えば正月に買った光学式マウス(980円)もかなり前に買ったUSBカメラもLOAS製だ。貧乏人のオジサンにはLOAS製は安いので、天の助けだ!?左の写真のとおり、吸い口はカモノハシを思わせる。外観の写真では分からないが、本体下部に白色LEDが付いている。内部の写真の上側、L字の黒い筒の中に白色LEDが付いている。最初、こんな物不要ではと思ったが、実際に使用してみるとこれがナカナカ、スグレモノ。本体の影が出来ても、白色LEDの光でよく見えるようになっている。吸い込み仕事率はどの位かナァ?測定できないか、小さすぎて?!タバコの灰が吸える程度よりもうチョットあるかナ?自作のガラクタCNC基板製作機で基板をカットした切り屑を掃除するのに使ってみたが、マァそれなりに吸い込んでくれました。 当然モーターは直流モーターなので、起動電流が大きい。また、クリーナー(掃除機)と言っている以上、小さな電流では吸い込みが弱くでダメでしょうから、それなりに電流は大きいと考えられるので、直接モーターをON/OFFしたら、多分マザーボード上のUSBの回路を壊すはず。どうなっているのかと分解、下図のような回路が入っていました。回路図ではトランジスタにNECと書いたが、この型番のトランジスタはNECにない。トランジスタの刻印がよく見えないので、NECと読んだが間違えたようだ。モーターはマブチに形状がそっくりだが、THAI (だったかナ?TAIかな?)とメーカーの名前らしき文字が刻印されていたので、マブチかどうかは不明。回路図で分かるように330Ωと47μFでスロースタートさせて、起動電流を抑えている。当然、取説と本体に書いてあるようにHIGHPOWERスイッチをONしたままUSBに接続すると、スロースタートが無効になるのでUSBを壊すゾーーー!!! |
USBクリーナー 回路図 |
SyncOnGreen基板(表) SyncOnGreen基板(裏) 動作中のパチンコ液晶 | 閑話その2 パチンコ液晶の活用 以前からパチンコ液晶を入手したいナァと思っていたが、オジサンは田舎に住んでいるので簡単に入手できずにいた。(探せば通信販売で簡単に入手できるのにそれをしなかったオジサンがバカなだけという声もあるが・・・・) しばらくぶりに、かの有名な「京谷」サンのページを覗いたら、謎のパチンコ液晶キットが6000円で入手できることがわかったので、小遣いを工面して早速購入。アレッ、そう言えば父の日とボーナスで計2万円をワイフからもらったはずだが、あれはどこに逝ったの?(字が違うって、イエイエそんな感じなので) んーーー、そうでした、草刈機の調子が悪いので、2万円で新調したのでした。ナサケナイ、父の日もボーナスも自分のことには使えない!? ところで、パチンコ液晶を入手してどうするかはまったく考えていないと言えば嘘になるが、どうしようか?オジサンが作った路地穴(ロジアナ)をスタンドアローンの測定器にしたいという思いはあるのだが、考えてみればこれがナカナカ厄介だ。同期信号はCPLDで簡単に出来そうだが、表示は単に波形だけでなくパソコンで表示しているように、カーソルの制御や測定値を表示するなどナド・・・PICにはチョイト荷が重すぎる気がする。というわけで、手を出し兼ねている。とりあえず「京谷」サンのページを参考に、SyncOnGreen回路の基板を自作のガラクタCNC基板製作機で作成し謎のパチンコ液晶キットと接続。PS2と民放テレビの映像を映してみました。PS2と民放テレビどちらでも、映像内容によっては同期がずれる時がある。PS2では画面全体が白っぽくなると、民放テレビではコマーシャル映像でずれるようだ。それと同期調整で半固定抵抗を目一杯回し切らないと調整できないような感じで、各信号の波形を見たい!!!が測定器がない。それとですネェ、付属の12Vの電源はまったくダメです。付属の12Vの電源ではまともに動作しなかったのですが、事前に「京谷」サンのページの掲示板で読んでいたので、慌てずに対処できました。アナログテスターで針が目で追えるほど電圧が変動します。バラしてみるとそれなりのスイッチングレギュレータなのでしょうが、どうしようもない。トランス式のACアダプタでガマン、ガマン。さてこれからどうしようか? 徒し事のなかでさらに徒し事を 自作のガラクタCNC基板製作機のテーブルの上に、100円ショップで買ったボード(たぶん木の屑を圧縮して固めた物)を貼り付けてみました。基板を固定することも考えずにテーブルを作ったので、いままでは基板全体を固定できず・・・・・・よく考えてからモノを作れヨナ、オジサンッ!? これでこれからは基板全体を両面テープでベタッと貼り付けることが出来るので、マァイイカ |
ACアダプタ 改造前 ACアダプタ 改造後 950円カラーカメラで動作中 | 閑話その2-1 パチンコ液晶のACアダプタの改良? 注意! 以下の内容を実行する場合は、自己責任でお願いします。高圧部(直流141V)であり、感電等の危険があります。また、性能、機能のすべてを保証するものでもありません。あくまでも、オジサンがこうしたらこうなったという事実を記載しています。 謎のパチンコ液晶キット付属の12V電源ではまともに動作せず、バラシテ、回路をスケッチして対策を考えました。回路図はメーカに許可なく発表するのはマズイでしょうから、ご勘弁を! 回路をスケッチして気づいた点は、仕様では100〜230V1Aとなっているが出力用のダイオード(1N5819)は1Aであり、ディレーティングをまったく考えていない。これはチョットイタダケマセン?! 入力部の平滑コンデンサの容量が400V、6.8μFと小さい?実際に負荷電流を測定しながら出力電圧を確認したわけではないので、正確なことは言えません。でも、ヤッパリこの容量では小さ過ぎるように思う。ただし、AC230Vで使用した場合は大丈夫なのかナァ?そこで、このコンデンサを200V、47μFに交換してみた。左の写真で分かるように、200V、47μFのコンデンサは400V、6.8μFのコンデンサより径も高さも大きいため、コンデンサがトランスの高さを越えないようにするため、メインのトランジスタを斜めに付け直した。オジサン得意のグルーガンで絶縁も兼ねて樹脂で抵抗やトランスと接着してコンデンサを横に寝かせ、リード線は基板の穴に+−を間違えないように!! しかし、毎度のことながらmadein C?のハンダ付けの拙さはどうしようもない。イモハンダあり、噴出して穴の開いたランド部、リード線処理のヘタクソーーーー!!! 秋月から950円のCMOSカラーカメラを購入したので、これを接続してテスト。左の写真のように正常に動作しましたが、温度上昇が気になるところでトランスが結構暖かくなる。ケースの上からも分かる程・・・・12V、1Aというのはチョットキツイ仕様のような気がしますが、どうでしょうか?! それで気になって、謎のパチンコ液晶キットのミニRGB基板の5V用AVRを手で触ると、結構熱い!!! 考えてみると12Vから5Vを作っているので、その差7Vと5V系の電流の積がAVRの消費電力になるわけで。例えば300mAとすれば、7×0.3=2.1W AVRは78M05F マァ確かに10Wまでだけど、10Wまで使用できるのはTa(周囲温度)とTc(ケース温度)が25℃の場合で・・・・基板ハンダ面のベタパターンを放熱フィン代わりに使っているから、10Wは無理としてもこの程度なら大丈夫なのかな?気になるところです。電流計を持っていないので、誰か測定してくれるとありがたい・・・(他力本願?)とりあえず、 謎のパチンコ液晶キットに含まれるすべてが動作したので(気になる点があるにしても)、ヨシとしますか。 ヨシとしますかと言ったが、その後この改造でもウマクないことが判明。改造した人がいたら、ゴメンナサイ。10分ぐらいで発熱のため、改造前と同じ現象が発生します。電流計を買ったので、12V系の電流を測定したところ、約700mA。12V1Aの仕様にもかかわらず1A以下で発熱のため電圧が安定しません。倍電圧整流にしてみたいがコンデンサがない。毎度のことながら、誰か改造してくれるとありがたい・・・(他力本願?) バカヤローーー (と自分に対してカナ????) |
速度制御基板 速度制御 デバッグ中 速度制御 センサー 速度制御 基板の実装 | 閑話休題(徒し事はさて置き) 速度制御回路図 自作のガラクタCNC基板製作機のスピンドルモーターを速度制御します。する必要があるかどうかは分からない。そうです、このギアを検出器にして、速度制御してみたい。PIC12F675があればできるでしょう、請う御期待と言った手前、やらなきゃなるまい。 今回測定したスピンドルモーターの回転数は毎分16000回転、ドリル先端ではミニドリルで1/4に減速されて、毎分4000回転でした。この回転数が基板製作上、妥当なのかどうか機械屋サンではないオジサンには判断できません。デモマァ、モーター制御のプロだった矜持でやってみますか。PIC12F675でと言ったけれどPWM機能がないし、新しいPICも使ってみたいのでPIC12F683にしてみました。回路の説明はメンドクサイナァ。PWMはGP2をそのまま使用。モーターのギア部に反射板を接着して、この反射をフォトカプラーで受けて回転数を検出します。デュティ50%のパルスは得られないので、コンパレータで波形整形後、遅らした反転信号とダイオードAND回路で立ち上がりエッジを検出して、GP4(Timer1)でLowの間の時間を測定します。コンパレータと言いながら実際はOPアンプだったりする訳で、得意の腐りかけの部品を有り合わせで使っているのでお許しを?!フォトカプラーだってデータシートはWeb上にありましたが、素性がわからないほど古い。PIC12F683は今回初体験なので、PWM出力とパルス幅の測定がウマクいくかどうかを検証してみました。555で適当な発信回路を組み、フォトカプラーの出力の替わりに入力して、パルス幅の計測値をそのままPWMに出力するテストプログラムを作成しました。右図、アナログ波形は555の出力、CH1は整形後の波形、CH2は遅らした反転信号、CH3はダイオードAND回路の出力でGP4の入力、CH4はPWM出力。立ち上がりエッジの時間(32μS)を加算していないので、CH1の周期より32μS、PWMは短いが正しくパルス幅を計測できたし、PWMも正しく動作したのでメデタシ、めでたし。 あとは制御プログラムを書けばイイのだけれど、暑いしダルイしメンドクサイしタバコは値上がりするし雨漏りはするし馬鹿な課長を (”を”ですヨ)怒鳴りつけるし飼い猫にも無視されるしMeのサポートは終わるし頭は薄くなるしゴ・キブリー氏の訪問が相次いであったり、太陽熱湯沸し器も実は昨年の内に改良を加えてあり再度の登場を狙っていたりするわけで イヤハヤ、オジサンは何かと大変だ? しかし、これが本編なのに一番短かったりして 8/20 制御プログラム完成。左の写真のように取り付けて見たが、さて前に書いたように、必要があるかどうかは分からない。で、モーターのコネクタを接続替えすれば、制御回路を経ないでスピンドルモーターを回転させるようにもしてある。それと今更ながらですが、ダイオードAND回路はマズイ!Low、Highの電圧がPICのスペックを外れています。PICの実力値でどうにか動作しているということに注意してください。オジサンはマズイことを承知で、趣味だからこれでヨシとしています。一応PI制御です。汎用性はないのでドキュメントは公開しません。それとPI制御も含めて、制御の理屈はWeb上にたくさん公開されています。毎度のことながら、自分で調べろ!と偉そうに・・・ ただ間違ったことが書いてあったりするので、注意しましょうネ。 どこかに「比例制御の場合、条件によって偏差が残ることがある」と書いてあったが、誤解を恐れずに言えば比例制御の場合、条件によらなくても偏差が残るのがあたりまえ。偏差がないと制御出力がゼロになり、モーターを回す場合は電圧が印加されないので停止してしまうゾーー!!誤解を恐れずという言い訳は、制御系の設計にも拠るが偏差がゼロでも制御出力がゼロにならない比例制御系もできるので・・・デモマァ、負荷が加わると偏差がゼロにはナランシ・・・制御するのは負荷があるからで、無負荷のままなんてありえないし・・・PLLでFM検波できるのは、PLLが位相に対しては比例制御だから偏差が検波出力な訳で、偏差がゼロになるようでは検波できない。周波数に対しては積分(φ=2πft )で、周波数からPLLを見ると偏差は残らない。イヤハヤ、制御の理屈はヤッカイダ?しかもPI制御などは古典制御理論で、現代制御の理屈はなおさらヤッカイダ。さらにポスト現代制御理論というのもあり、年寄りのオジサンはまったく手も足もでない。ガンバッテ(だれに向かって言っているのか???) |
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